リンクの記事、FastFoodGlobal.orgの発表によりますと、
5月15日、「ファストフード労働者」の低賃金に抗議する行動は、
全米の158都市(これまでストが行われていない56の都市を含む)、
そして世界36カ国の93都市で取り組まれたそうです。
日本では、27都市は次。
秋田、青森、福岡、福島、岐阜、八戸、鹿児島、甲府、京都、松山、水戸、盛岡、長野、長崎、名古屋、奈良、大分、岡山、大阪、佐賀、札幌、仙台、静岡、高崎、徳島、東京、山形
国名は、
日本、アンティグア・バーブーダ、ニュージーランド、フランス、インドネシア、タイ、フィリピン、アイルランド、ドイツ、バミューダ、コロンビア、イタリア、ブラジル、ベルギー、アルゼンチン、韓国、イギリス、モロッコ、スリランカ、デンマーク、スイス、フィンランド、香港、パキスタン、ネパール、マラウイ、インド、ノルウェイ、パナマ、プエルトリコ、エルサルバドル、ドミニカ共和国、スウェーデン、台湾、トリニダット、マルタ、
MAP: How Fast Food Worker Strikes Ignited Across The Country
2014年5月18日日曜日
15日、渋谷アクションの報道
15日、ファストフード世界同時アクション・渋谷は、大きな反響をよびました。
直接、来てもらったみなさん、ネットで応援、ご覧いただいたみなさん、ありがとうございました。
★各種メディアで報道されました。以下リンクをどうぞ。
(フェイスブック・ページでも、各報道を紹介しています)
*テレビ東京「ワールド・ビジネス・サテライト」5月15日(画像上) 「時給1500円以上」 待遇改善訴え、
*レイバーネット 写真速報 http://www.labornetjp.org/news/2014/0515shasin ↓動画(4分半) http://youtu.be/juS2no44NdI *中日新聞:【話題のニュース】 「ファストフード店で働く人たちに公正な賃金を」 http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014051501001465.html *産経ニュース:「時給1500円に」 ファストフード店員が訴え http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140515/biz14051517400013-n1.htm *共同通信:「時給1500円に」「我々はどれいじゃない」ファストフード店員が訴え http://www.sanspo.com/geino/news/20140515/sot14051517260007-n1.html *47NEWS(よんななニュース):「時給1500円に」と訴えデモ http://www.47news.jp/CN/201405/CN2014051501001465.html *毎日新聞:ファストフード店員:「時給1500円に」待遇改善訴え http://mainichi.jp/select/news/20140516k0000m040030000c.html *朝日新聞:ファストフード店「時給1500円に」 賃上げ求め行動 http://www.asahi.com/articles/ASG5H55LKG5HULFA01V.html *しんぶん赤旗 5月16日付 「最低賃金1000円以上に」ファストフード世界同時アクション 「時給低すぎる」東京実行委員会がアピール http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-05-16/2014051601_04_1.html *BLOGOS 「時給1,500円に」 それでも年収279万円(記事 田中龍作) http://blogos.com/article/86476/ *USA Today:Fast food workers strike for higher wages http://www.usatoday.com/story/money/business/2014/05/15/fast-food-workers-strike/9114245/ *RT:#FastFoodGlobal: 'McWorkers' organize global wage strike LIVE UPDATES http://rt.com/news/159180-fast-food-worker-strike/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter#.U3SzTfSTeko.twitter *RuptlyTV 動画 http://youtu.be/flTEiujM10M *労働情報 6月1日付 表紙写真 http://www.rodojoho.org/888.html *農民連の「農民」(6月2日号)時給1500円にしてよ!! 世界35カ国以上いっせい大アピール http://www.nouminren.ne.jp/newspaper.php?fname=dat%2F201406%2F2014060201.htm ★世界35ヶ国すべてのアクションは、このウェブサイト上でカバーされます。 ファストフード世界同時アクションWEBサイト http://fastfoodglobal.org/ <日本のTwitter> https://twitter.com/up1500 <日本のFacebook> https://www.facebook.com/up1500 <アクションのハッシュタグ> #時給1500円 #FastFoodGlobal
2014年5月15日木曜日
2014年5月14日水曜日
5.15 13:00~渋谷センター街入口集合
★世界統一スローガン
Fair Pay.Respect.For All Fast Food Workers.
(ファストフード労働者の権利を尊重し公正な賃金を!)
★東京・渋谷では、
「ファストフードの時給 ¥1500にしてよ!!」を掲げ、
13:00~渋谷センター街入口集合
練り歩き・パフォーマンス
当日は、世界35カ国以上で行動が行われる予定。
この日は、全国各地で、同様なアクションを取り組むことを呼びかけ、Twitter、フェイスブックを使って、それぞれの行動を発信し合い、どこからでもだれでも参加できる行動として呼びかけています。ぜひ、全国のファストフード店の前で、同じプラカードを掲げて、行動に参加し、その模様を写真や動画におさめて、ハッシュタグをつけて、送って下さい。
◆プラカードの画像をクリックすると、ダウンロードできます。
◆セブンイレブンのネットプリント(予約番号)80239601
★写真・動画の投稿・送り先は
<Twitter>
https://twitter.com/up1500
<Facebook>
https://www.facebook.com/up1500
<ハッシュタグ>
#時給1500円
#FastFoodGlobal
<中継番組>
http://www.ustream.tv/channel/17842573
<実行委員会へのメール送り先> union@seinen-u.org
★労働組合に加入しよう!
(誰でも、1人でも入れる、個人加盟の労働組合も各地にあります)
映像「ファストフード世界同時アクション」IN ニューヨーク行動(5/6~8)
2014年5月6~8日に米、ニューヨークで開催された国際会議と行動の模 様。
5.15「ファストフード世界同時行動」にむけて、日本から参加した神部紅さん(首都圏青年ユニオン事務局次長)が撮影。
(↓クリックすると、再生されます)。
5.15「ファストフード世界同時行動」にむけて、日本から参加した神部紅さん(首都圏青年ユニオン事務局次長)が撮影。
(↓クリックすると、再生されます)。
2014年5月13日火曜日
雨宮処凛さん、加瀬純二さん記者会見での発言
12日の、「ファストストフード世界同時アクション」東京実行委員会の記者会見での発言(要旨)をご紹介します。
◆雨宮 処凛(作家)
今回の世界同時アクションが、アメリカ労組の呼びかけで、世界中の様々な国のファストフード労働者が多国籍企業に対する行動であるという点に可能性を感じました。
ファストフード店に限らず、低賃金の問題は、一国の労働者だけじゃなく、世界中の貧困層が連帯しないと、打ち崩せない大きな壁があると思うからです。
その意味で、様々な国の非正規労働者や、低賃金労働者が連帯して変えていくことが非常に重要で、そこが今回の運動に関わろうと思った理由です。
そもそも、日本の最低賃金は低すぎます。2010年に、政労使で合意した「雇用戦略対話」は、2020年までに最賃を全国平均1000円に引き上げるとしていました。
この達成には、最低賃金が毎年36円、上げられる必要があります。しかし実際は、全くそのラインには達せず、このままだと絶対に2020年に最低賃金が1000円にはなりません。
ですから今回は、最低賃金を上げていく運動に、非常に意義があるものです。
◆加瀬 純二(下町ユニオン事務局長)
最初、アメリカのSEIU(全米サービス業従業員組合)担当者、ニコラスさんが私たちの事務所に来られ、この世界同時アクション、直接話を聞く機会がありました。
彼からの話では、現在、ファストフード労働者がアメリカ国内に400万人もいます。これまではの自動車産業のような、中流を形成した労働者環境が変わって、21世紀に、アメリカで最大の雇用はファストフードに代表されるような産業が生み出しています。
そこでは、多国籍企業、大企業、経営者が莫大な利益を上げているのに、労働者は、とても暮していけないような賃金で働いており、「フードスタンプ」という食糧支援制度を受けながら働くワーキングプアーが増えています。
これは決してアメリカだけではなく、日本でも、あるいはヨーロッパ、アジア各国、ラテンアメリカでも同じ状態にあります。
そこで、彼らSEIUでは、今回、世界35か国に呼びかけ、5月15日の一斉行動をやることを提起したということに、私も非常に共感しました。
日本もアメリカと同じような超格差社会になりつつあります。非正規労働者は今や4割を占め、年収200万円に満たない層が1200万人、と言われています。
最低賃金の平均は764円です。この賃金で年間所定内労働時間(フルタイム)の1860時間働いたとしても、年収はわずか142万円です。
しかも、この金額には税金も、社会保険料も入っていません。それらを取られたら、手取りはいくらになるのか、ということです。決して暮らしていけません。
アメリカは超格差社会と言われていますが、日本も同じように格差が広がり、雇用は壊れています。
だから今回、「ファストフード労働者の権利を尊重し公正な賃金を!」という統一スローガンが呼びかけている、ファストフード労働者というのは、象徴なのだと思います。
他にも多くの非正規労働者が安い賃金で働いています。しかも雇用は不安定でいつクビになるかわかりません。ファストフード労働者の公正な賃金を、というのは、非正規労働者全体のものだと私たちは思います。
5月15日の全世界、それも35か国が一斉に動くということは、これまでに聞いたことがありませんし、本当に大きなできごとだと思います。
日本でも、これは最初の一歩ですが、大きな一歩としたいと思っています。
各メディアで報道されました
◆テレビ東京「ワールド・ビジネス・サテライト」
番組のリンクから、報道映像が見られます。
「人手不足が深刻化している中、きょう厚生労働省では労働組合の代表が集まり、「ファストフード世界同時アクション」という、35ヵ国以上でファストフードで働く人が賃金向上などを求めて行動を起こすことを発表しました。」
◆毎日新聞 2014年05月12日
ファストフード労働者:賃上げ求め各国で運動 日本でも「ファストフード労働者に公正な賃金を」と世界35カ国で賃上げを求める市民運動が一斉に行われる。国内で運動に取り組む「ファストフード世界同時アクション・東京実行委員会」が12日に明らかにした。国内では東京都渋谷区で15日にビラ配りなどを行う。
若者を中心に世界中でファストフード労働者が低賃金による貧困に陥っているとして米国の労組「SEIU」(全米サービス業従業員組合)が呼びかけた。同労組は昨年、全米の100都市で「時給15ドル(約1500円)」への賃上げを求めてストライキを行い、反響を呼んだ。
非正規労働者を組織する個人加盟の労働組合や作家の雨宮処凛(かりん)さんらが賛同、実行委員会を作った。12日に都内で開いた記者会見で雨宮さんは「世界で同時に行動する意義に賛同した。マクドナルドなど世界企業を相手に一国だけで賃上げを求めるのは難しい」と話す。ファストフード店で働く20代の非正規雇用の女性は「正社員と同様に働いても4年間で60円の賃上げしかなく、時給は860円。世界中がおかしいと声を上げる行動に共感を覚える」と期待している。
15日午後1時、JR渋谷駅前の渋谷センター街入り口から始める。フェイスブック「http://www.facebook.com/up1500」から情報やプラカードのダウンロードなどができる。【東海林智】
5月12日「世界同時アクション」の記者会見の内容
5月12日午後3時、厚生労働省で行った、東京実行委員会の記者会見(要旨)です。
河添 誠(首都圏青年ユニオン青年非正規労働センター事務局長)
1 行動の背景--アメリカで賃金引き上げの動き
5月15日に開かれる世界同時行動に応じて、東京でも行動を起こします。
まず今回の行動の背景ですが、2013年に、SEIU(全米サービス業従業員組合)の呼びかけで、全米100都市以上でファストフード労働者がストライキを行い、全米で大きなニュースとなりました。全米で時給15ドルを要求を掲げました。
オバマ政権も連邦最低賃金引上げの計画を、今の時給7.25ドルから、10.10ドルへ引き上げる検討がすすんでいます。このなかで、コネティカット州、メリーランド州などでは時給10ドルを超える州最低賃金導入が決定されました。
ファストフード労働者の賃金が、アメリカにおいても労働市場の最低水準となっており、一方で、多国籍資本が多額の利益を得ている状態です。それに対し、ファストフード労働者に公正な賃金を保障することが必要であるという流れが起こっています。
そうした中で、この5月15日(木)に「全世界同時アクション」をSEIUが呼びかけています。この3月に、SEIUのアジア・太平洋地域担当者が来日を機にして、今回、日本でも行動への準備が始まったという経緯です。
この実行委員会には、労働組合ナショナルセンターを超えて参加しており、さまざまな市民も加わっています。
5月6~8日、ニューヨークで世界から代表が集まり、会議と行動がとりくまれ、日本からは、首都圏青年ユニオン書記局次長の神部さんと、ここに同席していますファストフードで働く女性労働者が出席しました。
(ここで、ニューヨークでの行動の模様映像を流し、解説しました)
(ここで、ニューヨークでの行動の模様映像を流し、解説しました)
2 日本のファストフード労働者の賃金水準
日本のファストフードの賃金はどのくらいか。ある全国チェーン店のウェブ上の求人情報で、時給と各都道府県ごとに10店舗をぬきだし、それと地域別最低賃金額の比較を一覧にしてみました。すると、地域ごとにばらつきがありますが、とくに九州各県、北海道、宮城、東京、神奈川、大阪などは、最低賃金額にはりつくように低い水準になっています。
しかし、一番高い東京の店舗でも、1000円ですから、年間所定内労働時間(フルタイム)の1860時間働いたとしても、年額186万円にしかなりません。
実態的には、ファストフードの労働者は、この年間労働時間より短く、900時間程度ですから、実収入は非常に低い水準で働き、生活しています。
一方、経営者の収入は莫大です。
たとえば、昨年まで日本マクドナルド取締役だった、原田永幸氏2013年の連結報酬は、月例報酬 8700万円、株価連動型報酬 2億6200万円、合わせて3億4900万円です。
これは単純計算で、ファストフード店の労働者の200倍から300倍の報酬を経営者は得ている計算になります。果たして、これは公正なのか? という点を私たちは問題提起したい。
今回の行動で私たちは、「ファストフードの時給1500円にしてよ」を掲げます。
この「時給1500円」は、現在の水準からはずいぶん高いと思われるかもしれません。この根拠ですが、一つは、アメリカでは時給15ドルを現に要求していることから、これと同等の要求は正当なものだということです。
もう一つ、フルタイム労働者の所定内労働時間は年間1860時間です。これに、時給1500円をかけると、年収額面279万円です。これは決して、高い水準だとは思いません。普通に人間らしい生活をしようと思えば、このくらいは当然だということです。
3.東京での「ファストフード世界同時アクション」
続きまして、2014年5月15日(木)の行動についてです。
「世界統一スローガン」は、
Fair Pay.Respect.For All Fast Food Workers.
Fair Pay.Respect.For All Fast Food Workers.
(ファストフード労働者の権利を尊重し公正な賃金を!)
です。
です。
当日は、世界35カ国以上で行動が行われる予定です。
先日のニューヨークでおこなわれた会議・行動には世界30カ国以上から参加しています。
東京アクションでは、先ほどの独自スローガン「時給1500円にしてよ!」を掲げて、午後1時に、東京・渋谷センター街入口に集合し、開始します。
渋谷駅前のセンター街を練り歩き、付近でパフォーマンス、アピール行動を行う予定です。
あわせてこの日、全国各地で、同様なアクションを取り組むことを呼びかけ、Twitter、フェイスブックを使って、それぞれの行動を発信し合い、どこからでもだれでも参加できる行動として呼びかけています。
(※twitter アカウントは、@up1500
ハッシュタグ(国内) #時給1500円 (国際)#FastFoodGlobal )
ハッシュタグ(国内) #時給1500円 (国際)#FastFoodGlobal )
5月15日に、ぜひ、全国のファストフード店の前で、同じプラカードを掲げて、行動に参加し、その模様を写真や動画におさめて、ハッシュタグをつけて、送ってほしい。
合わせて、ファストフードをはじめ、低賃金で働く労働者の方が、労働組合に加わって、条件を改善していくことを呼びかけます。
当日の街頭宣伝物として、「お面」型チラシ[写真=お面の裏側に文面があります]を準備しています。
それと、プラカード[写真]を用意しましたので、こちらをホームページからダウンロードしたり、コンビニのネットプリントで印刷して、掲げてもらい、お店の前で写真を撮って宣伝してもらえたらと思います。 (以上)
2014年5月12日月曜日
5月12日15時~ 記者会見!!
5月12日(月) 15時~
厚生労働省記者クラブ にて
5月15日、ファストフード労働者の賃上げ運動が、世界中でおこなわれます。
この記者会見では、東京での行動についてお知らせします。
また、5月7、8日にはニューヨークで、この運動に関する国際会議が開かれました。
この会議に参加した者から、現地の様子をお話しします。
厚生労働省記者クラブ にて
5月15日、ファストフード労働者の賃上げ運動が、世界中でおこなわれます。
この記者会見では、東京での行動についてお知らせします。
また、5月7、8日にはニューヨークで、この運動に関する国際会議が開かれました。
この会議に参加した者から、現地の様子をお話しします。
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